
はじめに全額払う?都度払う?料金制度によって異なる矯正治療の支払い体系
歯科医院で提示される矯正治療料金には、治療中〜保定治療期間までに必要なすべての料金を事前に全額支払う総額制(トータルフィー制・定額制)と、矯正装置代や毎月の処置料金、保定装置代など、各料金が発生した際に都度支払う処置別支払い制の2種類があります。
※どちらの支払い制度を導入しているかは、歯科医院により異なります。


全額を事前に支払う「総額制(トータルフィー制)」
総額制(トータルフィー制)とは、総額制やセット料金とも呼ばれる支払い料金制度のこと。初回診察料を除いた、矯正治療開始から完了までにかかる費用を治療開始前に全額支払います。
事前に矯正治療にかかる費用を全額支払うため、もし予想より治療が長引いたとしても、追加で装置や通院にかかる費用を支払う必要はありません。その分の料金もすべて含まれています。
※矯正治療中に発生する虫歯治療料金や、治療終了後のメンテナンス料、拡大床、抜歯代などは含まれていません。
※総額制(トータルフィー制)に含まれる料金内容は、クリニックにより異なります。あらかじめ確認しましょう。
矯正完了までの総額が明確というメリットはありますが、事前に支払うことが必要なため、一度に高額な治療費を支払わなければなりません。矯正装置や予想治療期間(回数)によって110万円以上の金額を一度に支払う可能性もあります。
