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キレイライン矯正で併用する拡大床(拡大装置)について

2020.09.23

拡大床を使った治療はキレイライン矯正の治療プログラムに含まれるものではなく、医師の判断のもとアライナー治療を効率的に行うための追加治療です。

しかしながら 、近頃キレイライン矯正の提携クリニックで併用する拡大床について様々な誤った情報が出ており、ご不安に思われる方が多くいらっしゃいますので、キレイライン矯正から拡大床に関する正しい情報をお出ししたいと思います。

まず、キレイライン矯正と関係のないクリニック様が発信されているキレイライン矯正に関する記事のうち、拡大床についてまとめられたものの多くが、単独で使用するタイプの拡大床の説明でした。

※提携クリニック様からのご提供写真

ただし、キレイライン矯正の提携クリニック様では、このような一般的な拡大床を使用しておりません。

キレイライン矯正の提携クリニック様で使用しているのは、特許登録済みのマウスピースと併用できる拡大床ですので、マウスピースで歯を抑えて平行移動に近いかたちでの拡大が可能となります。

そのため、マウスピースと併用するタイプとは異なる拡大床の説明を、あたかもキレイライン矯正で使用しているかのようにまとめた記事は、全く誤った情報となりますのでご注意ください。

■拡大床は誰でも使用していいのですか?

拡大床は、決して誰でも使用してよい装置ではございません。

使用する必要があるかどうかの診断だけでなく、使用できる歯や顎骨の状態であるかも診断する必要がございます。

■拡大量はどうやって決まりますか?

「キレイライン矯正は拡大床で無理やり歯列を広げている」と主張される記事もございますが、拡大床は歯列を無理やり広げる装置ではございません。

歯を動かすスピードや距離には当然個人差があり、事前にレントゲン撮影(CTまで撮影されているのがベスト)や歯根・骨格の状態確認を行ったうえで、健康上支障のない範囲での拡大量を決める必要があります。

キレイライン矯正で拡大床を併用する場合は、必ず歯科医師の判断で「目標値」を設定し、それに向かってのスケジュールを立てて頂いております。

「狭いから広げよう」「すでにおさまっているから広げなくて良い」といった診断は行っておりませんのでご安心ください。

■通常、5mmや6mmも拡大することはできないのですか?

こちらは実際に患者様より頂いたご質問です。

患者様よりお送りいただいた記事を確認すると「拡大床で5〜6mmも拡大することは通常できないので、そのような治療を行う医師には気をつけましょう」と不安を煽っていました。

しかし、拡大量は「何mm以上拡大するのは危険」と一概には言えません。

1㎜でも広げると危険な方、6㎜広げても支障がない方など個人差がございますので、キレイライン矯正で拡大床を併用する場合には、CT等を用いてしっかり診断しておりますのでご安心ください。

もちろん、もともとの歯列が正常な状態であれば、あえて広げる必要はございません。

ただし、例えば「本来あるべき位置よりも6mmほど狭い」「片側3mmほど歯が内側に倒れている」といった状況であれば、平均値に近づけるための診断を行わなくてはなりません。

つまり、拡大はあくまでも「目標に向かって広げていく」ものであり、「何mm以上拡大するのは危険」という話ではないのです。

■「どんな症例も拡大する矯正医には気を付けたほうがいい」は本当ですか?

そもそも歯の並ぶスペースが狭くなって不正咬合が生じてしまっている場合は、拡大もしくは抜歯をする必要があります。

日本国内における長年のスタンダードは「成人には拡大床を使用せず、抜歯を行う」ことですが、近年欧米では安易な抜歯は避けて、拡大床を用いる治療法が拡がりつつあります。

スペースを作る必要がある場合に、そのための診断をしなくてはいけないのですが、まず「リスクを最小限に留める」のがキレイライン矯正の治療方針ですので、「最初から健康な歯を抜いてしまう」という最もリスクの高いことはできる限り行いません。

「抜けば全てが上手くおさまる」というわけではないからです。

最もリスクの少ない方法は「抜かずに歯を動かす」ことです。

小児の場合は、骨格的に顎を広げられるため10㎜の拡大も可能ですが、成人が拡大床を使用する目的は「歯の移動」ですので、顎を広げるわけではございません。

そうすると骨のある部分での勝負となりますので、その幅には限りや個人差がございます。

■キレイラインでは抜歯しなければいけない症例も全て拡大してるのですか?

「キレイラインは抜歯しないので、抜歯すべき症例も無理に拡大している」

こちらも誤った情報となります。

キレイライン矯正では「できる限り健康な歯は抜かない治療」を基本方針としていますが、これは「絶対に抜歯をしない」という意味ではございません。 

健康な歯を抜歯しないで治すことを大切にしていますが、選択肢が拡大しかないわけではなく、どうしても必要であれば抜歯は行いますし、IPR(歯の側面を削る追加治療)を行う場合もございます。

■キレイライン矯正では軽度の歯並びのみが対象ですか?

「キレイライン矯正は軽度の症例のみが適応だから、中途半端に矯正歯科治療をすることによって噛み合わせが悪くなることがある」

など、キレイライン矯正と提携されていないクリニック様のドクターの感覚によるご意見をお見かけすることがございます。

キレイライン矯正で治療ができるかどうかは、実際の口腔内の診察やレントゲン撮影を行わなければ正しい判断ができません。

軽度のように見える患者様でも「適応外」と診断されることや、重度のように見えても歯科医師の判断で、非抜歯の治療を勧められる場合がございます。

よって、一概に「キレイライン矯正は軽度の症例のみが適応」だとは言い切れないのです。

上記のように、 キレイライン矯正が公式に発信した以外の記事によって、患者様やキレイライン矯正をご検討頂いている方々が、ご不安になられていることを懸念しております。

キレイライン矯正に関してご不安な情報等をご覧になった場合は、ご遠慮なく「キレイラインサポート」もしくは、ご通院中のキレイライン提携クリニック様へご相談ください。

よろしくお願い致します。

______________________

※キレイライン矯正による文章(全文/一部)や画像を許可なく転載・使用等することを禁じます。

「まだやりたいか決めていない」「まずは話を聞いてから考えたい」という方でも大歓迎です。

初回検診を予約する

・保険適用外の自由診療となります。
・掲載している料金はすべて税込価格です。
・1日20時間以上のマウスピース装着が必要です。使用状況は、歯の移動量や効果に影響します。
・キレイライン矯正では、距離0.05ミリ単位、角度0.5度単位でマウスピースを調整し、理想の歯並びに近付けるよう、綿密に治療計画を立てています。ただし実際の歯の動きには個人差があるため、必ずしも想定した通りに歯が動くという訳ではございません。
・キレイライン矯正に限らず全ての歯科矯正に共通することですが、効果や感じ方、また歯がどのくらい動くかについては個人差があり、どの矯正方法を選んだ場合でも、満足のいく治療結果が得られない可能性がございます。キレイライン矯正では、提携院ご協力の下、皆さまが理想の歯並びに近付けるよう、全力でサポートいたします。

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・掲載している料金はすべて税込価格です。
・1日20時間以上のマウスピース装着が必要です。使用状況は、歯の移動量や効果に影響します。
・キレイライン矯正では、距離0.05ミリ単位、角度0.5度単位でマウスピースを調整し、理想の歯並びに近付けるよう、綿密に治療計画を立てています。ただし実際の歯の動きには個人差があるため、必ずしも想定した通りに歯が動くという訳ではございません。
・キレイライン矯正に限らず全ての歯科矯正に共通することですが、効果や感じ方、また歯がどのくらい動くかについては個人差があり、どの矯正方法を選んだ場合でも、満足のいく治療結果が得られない可能性がございます。キレイライン矯正では、提携院ご協力の下、皆さまが理想の歯並びに近付けるよう、全力でサポートいたします。

【マウスピース矯正(キレイライン矯正含む)の主なリスク】

虫歯・歯肉炎・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的に咬み合わせに不具合をきたす可能性・動かした歯や歯周組織が安定するまで保定が必要。リテーナーは、動的治療終了後1年間は20時間以上、歯列に後戻りが認められなければ2年目以降は8時間以上(就寝時含む)装着してください。歯は加齢等により一生動き続けるため、できる限り長い期間、リテーナーを装着したほうがいいと考えられています(ワイヤー矯正の患者様も同様です)。その他注意事項や稀に起こるリスクや副作用は下記をご確認ください。
詳しく見る

【症例全体にかかる注記】

価格・期間の表記について

  • 上記に記載している各症例の治療費用は、コースで購入した場合の費用です。1回ずつ購入したい場合は、1回44,000円の費用になります。コースを組み合わせたほうが、費用が安くなります。
  • 再診料は、1回の来院につき3,300円で計算しています。再診料(保定治療期間中を含む)は提携クリニックにより異なりますので、詳細は通われるクリニックにお問い合わせください。
  • 上記に記載している各症例の治療費用・追加治療費用・再診料以外に、初回検診料3,300円、およびリテーナー費用22,000円~66,000円(上下)が別途発生します。

追加治療について

  • 追加治療(拡大床・IPR・アタッチメント・削合・ラミネートベニア・ホワイトニングなど)には別途料金がかかります。これらはキレイライン矯正による矯正歯科治療の一環ではなく、患者様のご要望や症状により医師の判断のもと行われる「クリニックの治療」に該当します。詳細は、提携クリニックに直接ご確認ください。
  • 拡大床・IPR・アタッチメント以外の追加治療につきましては、対応していない提携クリニックもあります。追加治療をご希望の方は事前にクリニックへお確かめください。

追加治療の費用について

  • 拡大床の費用は、全キレイライン提携クリニック一律で片顎22,000円です。ただし、拡大床はキレイライン矯正による矯正治療の一環ではなく、医師の判断のもと行われる「クリニックでの治療」に該当しますので、料金以外の詳細につきましては通われる提携クリニックへお問い合わせください。
  • IPR(歯の側面を削る治療)は、1回の処置につき3,300円で計算しています。クリニックによって費用が異なりますので、詳細は通われる提携クリニックにお問い合わせください。

ホワイトニングについて

  • 掲載している症例は、ホワイトニング併用の場合も含みます。ホワイトニングの追加費用は算出しておりませんのでご注意ください。
  • キレイライン矯正をご契約いただいた場合、ホワイトニング剤最低1本が料金に含まれます。2本目以降はクリニックによって費用が異なりますので、詳細は提携クリニックにお問い合わせください。ただし、16歳未満の方へのホワイトニングは推奨しておりません。そのため、年齢によってはホワイトニング剤のお渡しを控えさせていただく可能性があります。
  • ホワイトニングはアタッチメント(追加治療)との併用はできません。ホワイトニング剤の使用タイミングは歯科医師までご相談ください。

その他

  • お写真はすべて患者様の許可を得て掲載しています。
  • 掲載している症例は、治療中の方も含みます。
  • 症例写真に関するご不明点やご質問はこちらからお問い合わせください